その1 07年 GW函館・青森旅行
今年2007年のゴールデンウイークはカレンダーの日の巡りがよろしくなくみどりの日改め昭和の日を含む4月28日から30日の3連休、さらに5月1日と2日の平日を挟んで3日憲法記念日から6日の日曜日までの4連休という構成になっている。
そのため今年のゴールデンウイークは比較的近場の行楽で済ませた人が多かったらしい。そんな中で私は5月2日の平日は有給休暇を取って5連休にして2日から4日までの2泊3日の日程で函館と青森の鉄道巡りの旅行をしてきた。その模様を当ブログでお伝えするわけだがいかんせん内容が濃すぎてとても一回の更新では収まりきらないので今回の2泊3日の旅行日程に合わせ3回に分けて旅行の模様をお伝えします。
それではどうぞ。
早朝に家を出発して東北新幹線はやてに乗るべく東京駅へ向かう。私の手に握りしめている今回の旅行に使用するきっぷは「青森・函館フリーきっぷ」だ。
このきっぷは津軽海峡を挟んだ北は函館本線森駅まで、南の東北は奥羽本線の弘前、東北本線は三沢までのエリアがおよそ一週間乗り放題というきっぷだ。東京発だけでなく私の地元横浜市内からの料金設定もありゴールデンウイーク中も利用出来る有り難いきっぷだ。
そんな私が選んだ今回の旅の目的地は1日目は函館市内を走る函館市交通局の路面電車と函館観光の定番スポット函館山ロープウェイに登って函館山から望む夜景を堪能する予定だ。
函館へ来るのは今回で3回目になるのだがいつも鉄道ダイヤを最優先するがあまり、この定番スポットの函館山から望む夜景すら疎かにしてきてしまった。さすがに3度目の函館となるとそうもいかないし私自身も個人的に函館山から望む夜景は是非見てみたいと思っていたので正に今回のチケットはうってつけだ。
そうこう思いを馳せながら八戸まで延伸されてからは初めて乗る東北新幹線はやて1号はあっという間に八戸に到着した。そして乗り換えまでのわずかな時間を縫って以下の車両を写真に収める事が出来た。
八戸からは「特急スーパー白鳥1号」に乗り車内販売で昼食の駅弁「帆立釜めし(¥900)」を頬張ったり青森〜油川間に見える国鉄型車両が多数停泊している青森運転所をわざわざ車内から撮影するなど函館へ向かう車内を一人楽しむ。
ちなみにその青森運転所に停泊していた車両は以下の通り
そして函館へ鉄道で行く時の絶対外せないスポット、青函トンネルを通過する。青函トンネルは青森側から数えて10個目のトンネルがそれに当たる。知らなかった者は是非参考にしてもらいたい。
そして午後1時14分、3度目になる函館駅に降り立つ。
函館には5年ぶりに来たがその間に函館駅駅舎はこのように新しく生まれ変わった。以前の函館駅は青函連絡船時代の面影を色濃く以下の写真のような立派な佇まいだったが、このようにどこにでもあるような近代的な駅ビルになってしまった。
駅舎内は土産物のコーナーが広くなるなど全体的にきれいにはなったが、やはり個人的にはかつての青函連絡船時代の面影が無くなってしまったこの姿は寂しい気もする。
私は青函連絡船を使った事はなく未だに青函連絡船健在の時代の北海道に渡りたかったと一人悔やんでいるのだが、それだけに以前の青函連絡船時代の面影残る函館駅、いつまでも残っていて欲しいと思っていたのだがもうそれも叶わない、新しく生まれ変わった函館駅を受け入れていくしかない。
このリニューアルした函館駅にも改善された点がある。それは乗り換えが便利になった事だ。改札口から1番線から8番線まである函館駅の全ホームが段差無しで乗り換えがスムーズな構造になっている。以前の函館駅は改札をくぐって長い跨線橋を渡っていった記憶があるが、この乗り換えがスムーズになったのは我々障がい者を雇用する特例子会社の一社員の目から見ても素晴らしいと思う。万人に対してより一層の利便性の向上に期待したい。
さて3度目の函館はあいにくの雨模様となってしまい傘をさしながらの移動が実に大変だった。特に路面電車の停留所は泣きだいくらいにスペースが狭く、あまりの狭さに入線してきた路面電車に傘がぶつかりそうなくらいだった。
ここまで文章ばかりが続いてしまい、入力している私自身も当ブログを見ている者も疲れるだろうからここから先は写真中心の構成にさせてもらう。それではどうぞ。
函館市営交通局十字街停留所の側に建つ操車塔だ。この操車塔というのは、路面電車の信号操作をするために建てられたいわゆる高台の事だ。特にこの十字街停留所では函館どっく前行きと谷地頭行きに分岐するいわゆる三叉路のような線路構造の為、この操車塔は交通整理の観点上、重要な役割を果たしてきた。
だが現在では既に使用されておらず、このように展示物の役割を果たしており隠れた函館観光の名物となっている。
これも函館観光の定番スポットの一つ、路面電車に興味の無い方もこの写真、見覚えがあるだろう。この函館市営交通局はレトロを基調にした車両を持っており、この八幡坂から撮った写真は函館観光のガイドブックで頻繁に登場し、このレトロ調の車両の時刻表も函館市営交通局のホームページに掲載されており事前に時刻を知っていた私はこのレトロ調の車両の撮影、楽しみにしていたのだがあいにくの雨模様の為か今日はレトロ調車両の運用が無かった。その為以下の写真で我慢して欲しい。
函館市営交通局に3つある終点の停留所の一つ、函館どっく前の写真。路面電車の行き先表示には平仮名でデカデカと目立つように「どっく前」と表示されている。その停留所はここの事だ。
2つ目の終点の停留所、谷地頭だ。
この谷地頭停留所の手前は急な下り坂になっており、運転手は煩雑なブレーキ操作が大変だろうなあと鉄オタの一人として思ってしまう。
函館市営交通局の要所、駒場車庫だ。車庫の近くには「駒場車庫前」という停留所があり「駒場車庫前」を始発終着にする車両もあり路面には車庫への引き込み線が見受けられる鉄オタには何ともたまらないスポットだ。駒場車庫へ来るのは2度目だが何度来てもこれはたまらない。
そして函館市営交通局3つ目の終点、「湯の川」だ。この周辺は古くからの湯治場としても有名で立派なホテルも数多く見受けられる。だが観光客の大半は観光バスで来るらしく周辺は観光バスがたくさん行き交う。
前回函館に来た時もそうだったが路面電車に乗って湯の川温泉に行く人なんて見た事がない。せっかく温泉地を名乗る停留所があるというのに。路面電車はあくまで生活手段としか思っていないのだろうか。
函館本線函館〜森間の8の字路線を回り、函館駅に戻ってきたSL函館大沼号だ。さすが蒸気機関車は人気者、周囲にいる鉄オタでない人達も一斉に携帯電話のカメラを向けている。
このSL函館大沼号、すぐに車庫へは引き返す事はしないで、機関士が子供達を運転席(キャブ)に乗せて記念撮影をしている。子供達はみな大喜びだ。中にはキャブに乗せてもらってご満悦の大人もいる。私はキャブに乗せてもらえるように頼む勇気は無かったが。
最後に函館山から望む函館の夜景を何としても当ブログにアップしたかったのだが、当ブログで触れた昼間の雨模様の影響で函館山に着いた夜7時は濃い霧に包まれてしまい、あの100万ドルの夜景を見る夢は叶わなかったのだ!
何しろ憎たらしいくらい霧が濃く、展望台内の歩いての移動さえ大変なくらいだった。函館山ロープウェイに乗る際にきっぷの窓口で今日は濃霧で視界不良とは聞いていたのだがまさかこれほどひどいなんて…。行けば何とかなるとは思っていたのだが自然を侮ってはいけない。霧の向こうの函館市内の100万ドルの夜景を恨めしながら宿に向かい明日以降に備えて仕切り直しをする。
さて明日の2日目は北海道道南を走る全国的にも少なくなったタブレット交換のあるローカル線の江差線やかつて青函連絡船として活躍した青森駅近くに停泊している八甲田丸などを中心にお届けする。
最後に青森・函館旅行1日目のルートを以下に発表して1日目の報告を終わりにする。
東京 6:56発〜はやて1号(東北新幹線、E226-1210、16両編成(盛岡でこまちを切り離して10両編成)4号車禁煙席19番窓側E席、行先表示→八戸)〜10:03着 八戸 10:15発〜特急スーパー白鳥1号(東北本線、モハ788-301、8両編成7号車5番A席、行先表示→函館)〜函館 13:14着〜(徒歩)〜13:45着 函館駅前 13:45発〜(函館市交通局、3002形布目号、行先表示→函館どっく前)〜13:49着 十字街(キノコ型操車塔撮影) 13:58発〜(函館市交通局、1006形人権号(元東京都電7033号)、行先表示→函館どっく前)〜14:01着 末広町(撮影定番スポットの八幡坂から十字街を14:08に発ったレトロ車両撮影→ゲット出来ず!!) 14:34発〜
(函館市交通局、720形、行先表示→函館どっく前)〜14:37着 函館どっく前 14:43発〜(函館市交通局、719形オサルの電車号、行先表示→湯の川)〜函館駅前 14:55着〜(徒歩)〜14:59着 函館(SL函館大沼号撮影) 16:06発〜(徒歩)〜16:16着 函館駅前 16:18発〜(函館市交通局、8002形、行先表示→谷地頭)〜16:32着 谷地頭 16:41発〜(函館市交通局、3001形、行先表示→湯の川)〜17:18着 駒場車庫前(駒場車庫撮影) 17:40発〜(函館市交通局、8005形美鈴号、行先表示→湯の川)〜17:45着 湯の川 17:47発〜(函館市交通局、8005形美鈴号、行先表示→谷地頭)〜宝来町 18:28着〜(徒歩)
〜18:37着 山麓駅 18:40発〜(函館山ロープウェイ)〜18:43着 山頂駅 18:59発〜(函館山ロープウェイ)〜山麓駅 19:04着〜(徒歩)〜19:14着 十字街 19:18発〜(函館市交通局、8101形(低床式)、行先表示→湯の川)〜函館駅前 19:22着(宿に向かう)

















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